'92 DATSUN TRUCK (D21) LONG 2WD C5MT

こんな事してみました (其の六拾参)
【 ステップバンパー付属部品の複製 】

先日の「MISAKI EASY CRUISE Vol.17」でのY氏のD21を見て改めて思ったんです。
ステップバンパーのこのプラスチックパーツを付けていない車が多いなと。


そういえばゲロの
S氏から頂いたステップバンパーにも付いていなかったなと。


まぁ、こんなパーツが1万円ぐらいするらしいので無くなったからと正直そう簡単には買えないんでしょうけど。

なので自分が今付けているステップバンパーのを原型に複製を作ろうと思ったんです。
そう、以前
ベンチレーター枠を複製した時と同じく型取りシリコーン&ポリウレタン樹脂を使って。
僕のもいつ無くなるかわからないですし。




まずは原型となるパーツを外し、


パーツをキレイにして型枠を作ってシリコーンを投入。


ところがいつまで経っても固まりません。
色々なパターンでテストしてみるも納得がいく硬さにならないのでシリコーンメーカーに問い合わせると「未開封状態でも使用期限が過ぎた材料は硬化しない」との回答が。
しょうがないので新品丸々1kg分は廃棄扱いとなりました。
当時4000円ぐらいしたのになぁ。
あー、ホント勿体無い・・・ ←



気を取り直して新たにシリコーン1kg缶を購入し再チャレンジ。


型が出来たらポリウレタン樹脂を流し込み、硬化したのを見計らってご開帳〜♪(・∀・)ワクワク







































ガ━━━━(゚Д゚;)━━━━ン!!!!

空気抜けが悪過ぎ・・・






空気抜けの悪さ以外に問題点を発見。
完全に型作りを失敗しました・・・



で、2回目の型作りをしたものの納得がいかない型だけど前回のよりはマシかなと妥協し、ポリウレタンを注入してご開帳。
とりあえず形にはなりました。


でも文字の部分のエア抜けが悪くて欠けが・・・


再度レジンを注入してゴニョってみるも泡抜けがイマイチ。


新たに型作りをしたいところでしたがシリコーンが足りなくなったので再注文。
今回はシリコーンをただ単純に流し込むのでなく泡を抜くために文字部を入念にゴニョゴニョしてみました。



でも結果は完全には抜け切れてない状態に。
こんなに抜けにくかったかなぁ?と・・・


レジンの泡抜けもイマイチだし・・・


本来は型を合わせた状態でレジンを流し込みますが文字部やシボ部の泡抜き対策で2回に分けて流し込んでみたんです。
まずは開いた状態で文字側の型へ流し込み、硬化し始めたら型を合わせて残り分を追加する方法で。


それでも完璧に抜けてないという・・・



ここまでくると今の環境ではお手上げなので諦め、最初に作った左側部品の表側の型のみを作り直そうとゴニョゴニョ。
ところがシリコーンの残量が心配になり表側のみ作り直そうとしたのが失敗でした。
案の定シリコーンが裏側に回り込んじゃったし・・・


当然この状態ではレジンを流し込んでも本来の形にはなりません。


残念ながらこの型は廃棄扱いとなりました。
ちなみにシリコーンで分割型を作る場合、途中で原型を外す事は基本厳禁なんですよね。
かなり気を付けていてもわずかな隙間から入ってこういう事になるので。



無駄な材料と時間をロスしてしまいましたが新たに左側の型を作り直すもやはり泡抜けが悪くイマイチな結果に。




でもこんなトコをジックリ見る人も普通はいないだろう・・・と開き直り一先ず完成にしました。 ←




ところがここまで来てある事に気付きました。
何故か凹んでるし・・・


数回レジンを投入してみましたが何故か凹んで成形されるという・・・


原型はさほど凹んでないので補強材との密着が悪いのかなぁ・・・と考察するもレジンの残りが僅かになったので今回の複製作業はコレにて終了しました。



その後はパテで少々修正してサフを吹いて黒塗装。


本来はパチンとハメ込むだけの固定ですが、そもそも原型のその部分がダメだった&シリコーン型で再現するのは面倒な事もあってクリップ部は位置決め程度と考えて型を作ったので両面テープで固定して本当の完成となりました。



単純に黒で塗ったので見るからに色が違いますがw
まぁ、無いよりはマシでしょう♪←






★おまけネタ

型取りシリコーンの場合、当たり前ですがこういうモノまで写し取ってしまうんですよね。


なんか気が引けるなぁ・・・(´・ω・`) ンー ←今さらだろw


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