'94 Chevrolet C1500 EXT 2WD C4AT 350cui

こんな事してみました (其の弐拾七)
【 テール周りの小細工 】

これも話が前後しますが・・・


ベッドを降ろす前にテールランプ類の配線をシャシーから外す訳なんですが他場所同様ココもかなりのやっつけ状態でした。


配線を解いていくと案の定というかやっぱりというか・・・


バックランプ線はメス×メスで延長されていました。


ここまでくると前作業者は何かしらの持論があるとしか思えないなと。
ある意味尊敬しますね☆彡 ←


で、配線関係は一時中断し
フレーム矯正リーフスプリングの左右入れ替えを終えてベッドも戻してから配線のやり直し=整理を再開。


先日購入した、読んでるだけでなんだかエンジンまでバラせそうな本「Haynes リペアマニュアル」に載っている配線図と見比べ。
  

何でこんな結線状態なんだろう?と考える事しばらく。
配線図はあくまで本国仕様の光り方だからこれは日本仕様に変更されてるからか・・・と。
USではアンバー球のウインカーを点滅させるという概念がないからウインカーリレーを交換されているだろうしこの配線図通りにはいかない=ロクに使えないと判断し車体側のコネクターの結線状況を通電テスターで確認しメモ。


次にベッド側の配線を外しコルゲートチューブ内の状況を確認しようとビニテを剥いでいたらこんな状態で不要線が隠されていました。


バックランプ位置の線なのでウインカーにするなら分岐辺りで切ると思うんだけどテールランプ近くで被覆を剥いであるという事はもしかしたら何かしらしようとしたのかもしれないけど残すならせめて被覆を剥いだトコは切り取ってよと。
ま、今さらですけど。

ちなみにテールランプ用コネクターへ繋がるギボシ端子も期待を裏切らない状態でした。

ほんと、ここまで逆だと違う意味で感心しちゃいます。
C1500を手にしてから何個カシメ替えたんだろう?と・・・

純正なのか加工されたのかわかりませんが無駄とも思えるような遠い位置から分岐されていた線が2本あったので短くシンプルに結線し直し。
純正コネクタは4極しかなくブレーキ線とアース線が単独線なので6極に変更しようと在庫を探すも無いので暫定的にギボシ端子で。

暫定的が恒久的にならないといいのですが。←


ステップバンパー側のライセンス灯線も無駄な分岐状態だったので詰めてシンプルに。
さらにマイナスはボディアースにしてステップバンパー脱着時に抜き差しするのはポジション線の1本のみにしました。

ちなみに写真ではフレームにボディアースされていますがこの後ベッドへのボディアースに変更したので純正4極コネクター・ブレーキ線・ライセンス線を外せばフリーになる仕様です。

ついでにバックランプを右側に移設しました。

ただ、この場所だと後続車から見えない=見えないと車検が通らないので追々ドコかへ移設するつもりですが暫定的に。


そうそう、
USのボルト&ナットに不便さを感じたので替えられる箇所のボルト&ナットは日本
規格のモノに交換しました。

M12・ピッチ1.75なのにボルト側が17mmでナット側が19mmとかなんなん?と。
同ネジサイズなのに18mmもあるし。
場所によっては工具やソケットを入れ替えなきゃいけないし基本的に緩み止めナットだから最後まで工具で回さないといけないし。
工具手持ちの少ない出先での交換ならコンビネーションの関係で便利かもしれませんがステップバンパーなんてそこそこ工具が揃ってる状況で脱着しない?と
ほんと、整備性が悪(ry ←

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すぺーす