'92 DATSUN TRUCK (D21) LONG 2WD C5MT

こんな事してみました (其の七拾六)
【 FRP製ファンシュラウド製作 】
電動ファン化のデメリット的考察

電動ファン化はフリクションロス軽減によるパワーアップ等で非力エンジンにはどうしてもメリットばかり目に付きますが色々調べているとデメリットもやはり目に付きます。
以下は僕が調べて気になった事柄なので実際には違うかもしれません。
なのであくまで参考程度でお願いします。



まずは電動ファンのトラブルの事を考えてツイン仕様で検討。
サーキット専用車両ならまだしも街乗り用でシングル仕様は電動ファンが逝ったらオーバーヒートに直結しますし。
で、手っ取り早くシュラウド付きの「Flex-a-Lite ツイン電動ファン」は?と思いつくも値段的に却下。
ツイン仕様とはいえ電動ファンだけで\52,400(税抜)はさすがにねぇ・・・

※参照:
http://www.kinokuni-e.com/cooling/

かといって某純正電動ファン流用作戦は新品だと高価でしょうし中古だとそのモノを探すのが大変そうですし、そもそも中古では寿命が心配ですし。

※参考サイト:
http://www.86life.com/j_df.htm

実は以前某氏から頂いた解体車外しの電動ファンが3つあるのですが全部形が違うのと似たような形の2つは回転がそれぞれ逆という。


サイズ的にはヨサゲなんですけどね。

そこまで節約カスタムを貫くつもりはないので今回は流しました。
せっかく頂いたのに申し訳ないです・・・

で、安価なシュラウド無しタイプのシングル電動ファンを2基掛けは?と思いましたが、

※参照サイト:
http://powerlive.web.fc2.com/ae86/mente/autofan/autofan.html

BILLIONの10インチでも\16,000(税抜)×2で\32.000。

※参照:
http://www.billion-inc.co.jp/billion2006/Fan/FAN_index.html

さらにファンコントローラーや水温センサー、リレー等の必要部品を揃えたら5万越えは確実。
かといってグーグル先生で紹介している流用作戦は他車種の部品で流用できる知識も無いので同じパーツを揃えないといけないですし、かといって中古で手に入れないからと新品で購入したら社外品より高くなって流用技の意味が無くなる可能性も。
ちなみに中華メーカー等の安物は一切考えてません。
理由は今さらなので省略しますが。



そんなこんなで悶々とググっていると電動ファン化のデメリットがチラホラ目に入ってくるようになりました。
以下は僕が気になったデメリットです。

1 コスト
2 故障系トラブル
3 作動音が気になる
4 消費電力が大きい
5 カップリングファンより風量が少ない

1・2・3はググる前から知ってましたが4と5がねぇ。
4はツイン仕様にするので同時に作動した時に現状の発電量で足りるのか?と。
今回の目的は渋滞時等でのエアコン使用ですから確実に消費電力が増大するでしょうし。
エアサス用のコンプレッサー複数掛けが目的ならまだしも電動ファンのために発電量の多いオルタネーターに交換するのもなんだかなぁ・・・と。
5はファンのサイズや形状によってなので一概には言えませんが、それでもやはり風量が少ない=冷却能力が低いとか(※サーキット走行専門の走り屋さんのページでも確認)。
ファンシュラウドを付ければポン付けより効果は上がるみたいですが電動ファン用のファンシュラウドを作るとなるとカップリングファンのままいくのと同じ=結局作る事になるじゃん・・・と。

そんなこんなでとりあえずカップリングファンのまま様子をみる事にしたという訳です。
僕のD21は見た目重視や過度のチャネ量でカップリングファンが使えない状態ではないですし。
ちなみにコンデンサーへの直付けはスペース的に無理でした。



上記の事からFRPでファンシュラウドを作ろうと思った次第です。
心配性過ぎですかね?(*ノ∀`)ペチッ←


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