実はMcLEAN ニュークルーザーでした


当時の広告をスキャンしてみました

 


当初は錆がすごかったらサンドブラストしてカラーホイールにしようかと考えてたのですが、
思ってたより錆が少なくまずまずのコンディション。
で、ホイールの刻印を見てびっくり。
1996年製です。
10年前のホイールです。
更にスポークを数えて再度びっくり。
52spなのでマクリーン・ニュークルーザーのようです。
ちなみに出品時のコメントにはメーカー不明と記載されてました。
あとパンとスピンナーは付属していませんでした。
まぁ、どうせあっても付ける気はないので欠品でも関係無いですけどね。

とはいうものの結構錆びてます。
4本とも大体こんな感じでした。

マクリーンというメーカーはすでに無いですが当時はDaytonと並んで有名だったし、
僕のデイトンは1997年製だからソレより前なのにこのコンディション。
前の持ち主は「塩害の無い地域」「雨天時には乗らない」「車庫保管」と勝手に推測。
マクリーンは手入れを怠るとすぐに天然ゴールド仕様(w)ですからね。
「よくも10年間も生き続けてくれたもんだ♪」
と、なんだか愛しく感じちゃいましたw
で、耐水ペーパー、真鍮ブラシ、スコッチブライト、コンパウンド、etc・・・
色々な磨き具を使って10年間の垢を取ってあげる事に。
さすがに錆がひどい所は跡が残りますが意外にもメッキが輝いてギラギラしています。
左が磨く前で右が磨いた後です。
違いがわかりますでしょうか?

磨く前の裏から見たニップル周りです。

ブレーキダストが固着してました。
ひたすら磨きます。

で、こんな感じ。

どうですか、この輝き♪

表からはこんな感じ。

もう磨いている時の苦労が飛んでしまいますw

このままではまたすぐに錆びてしまうのでコーティング代わりにラッカークリアーを。
正直クリアーを吹くとギラギラ感が減りますが錆びるよりはマシかと。
当初はガラスコートを考えたのですが値段が高いので却下。
もしも今後手直しする事があった時に硬くて苦労しそうですしね。
ラッカーならシンナーで簡単に取れますから。
で、こんな感じになりました。

左がクリアーを吹いた状態で右が磨いたままの状態です。
ギラギラ感の違い、わかります?

で、4本とも加工して終了。

リムの一部とハブ内が天然ゴールドなのが気になりますがそこは我慢ですね。
なんたって値段が値段ですから・・・w