'94 Chevrolet C1500 EXT 2WD C4AT 350cui

こんな事してみました (其の壱拾五)
【 トー調整 】

右側のキャンバー調整ボルトを後先考えずにイジったのでトー調整ぐらいしないとマズイだろうなと。
前後の調整ボルトを同じ量で動かしてないのでかなり狂ってるだろうし。
本来はキャンバー角調整も含め専門業者さんに4輪アライメント診断(調整)をやってもらった方が良いのはわかっていますが疲れてるブッシュ類のまま調整しても勿体無いなと。
ましてやアメ車をやってくれるところはなかなか無いですし、あっても高額料金なのでそう頻繁にやれるものでもないですし。
そんな訳で一先ず「やらないよりは・・・」なDIYトー調整を。

DIYトー調整法は色々ありますが僕が今回やったのは前後左右同じ高さでのタイヤ溝間をメジャーで測ってトーを調整する原始的なやり方です。
1G状態、それも摩擦抵抗の大きい床で調整するのでその状態でいくら合わせても車体を動かせば微妙に狂うはずですしダメだったら簡単に再セットできる方法を選びました。


実はこのC1500って車高がまだ高いように見えて、
  

エンジンメンバー&ロワアームが意外と低い状態なんですよね。
エンジンメンバー下で10cmほどでロワアーム下で8cmほど、左バンクからのマフラー下はさらに低いですし。 


極力幅の広い位置で測る方がより正しい数値を追えるのですが現状ではかなり狭くなるなと。
時計で位置説明すると理想の位置は一番幅の広い3時〜9時だけど現状では5時〜7時辺りになるなと。
ま、そもそもが「やらないよりは・・・」な今回のトー調整だから大体合っていればいいんですけどね。
たぶん。←


車両にメジャーが触れない高さ&あてがうだけで簡単にその高さが作れる物を物色していたら紙コップが具合良かったので高さの基準に。


何度も測る事になるので二人でやれば早いし楽なのですが基本単独作業なので0位置はガムテープ君に固定をお願いしました。


ただ、タイヤが消耗し過ぎてて基準が曖昧なのがねぇ。
RadialT/Aのトレッドパターンの問題もあるし。
ちなみに4cm以上トーアウトでしたw

前後の左右間を測定して「こんなもんかな?」とタイロッドのターンバックル(調整部分)を回して車を前後に動かし再度測定して・・・・を何度か。
基本のトー0を狙いましたが回す方向を間違えたりこんな測定法のせいか想定通りにはいかず数値が行ったり来たりで面倒臭くなったので()トーアウトよりは・・・と思い1〜2mmほどのトーイン状態でヤメました。
ま、所詮こんな測り方だから(ry

左へ
今回はキャンバー調整ボルトをイジったからトー調整を・・・が第一目的でしたが実はこの車は走行していると左へ流れる=進む状態だったので「トー調整をしたら直ったりして?」と微かな期待もしての作業でした。
でも結果は期待も虚しく相変わらず左へ流れました。
以前よりは流れない気もしますがその差は気のせいかもしれないレベルでした。

日本のような左側通行の国で右側通行の車(左ハンドル車)を乗ると道路の構造上左へ流れる事は珍しくないと聞きます。
基本的に道路は雨水等が路肩へ流れるよう凸状に作られているので車は自然と中央に進むよう設計段階から足回りを気付きにくいレベルで調整されてるとか。
裏付けじゃないですがこのC1500で右傾斜の道を走ると左へ流れる感覚は激減しますし。
ただ、本来は左傾斜だろうと右傾斜だろうと運転しててドチラの方向に流れてると気付くほどではないんですよね。
右ハンドル車でも右傾斜だとなんとなく右へ流れる気はしますが道が斜めだからかな?レベルなので明らかにこのC1500の流れ具合が違いますし。
ちなみに平坦な場所でハンドルに触れずに前進するとハンドルが左へ回っていきます。
それも結構な速さで。

ま、左へ流れる車だと常にハンドルを右に回していないといけないから手放し運転はできないけど()右へ流れるよりはまだマシかなと。
左なら基本自爆ですが右だと正面衝突になりかねないから危険度が全然違いますし。
なので、今の段階ではあまり気にせず「大味なアメ車だからこんなもんだろw」と思って、とりあえずは車検時のサイドスリップ検査が通ればいいかなと。
で、足周りの加工が一通り済んだらドコかの専門業者さんで4輪アライメント診断(調整)をしてもらおうと思っています。
ま、その一通りが済むがいつになるのか今の段階では想像もつきませんがw

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すぺーす