消耗交換部品なのに何故かリベット留めで簡単に外せないアメ車の純正フロントアッパーアームボールジョイント。
交換品はボルト&ナット留めなのにね。
ほんと整備性が悪(ry
足回りをバラす際にココが外れた方が何かと楽なので脱着できるようにしようと考察。
ガタつきがあるとか何かしら不具合がある訳ではないので当初はこのボールジョイントのまま簡単に脱着できるよう小細工を目論んでいましたが構造を改めて見ると無理な事に気付きました。
ボルト&ナット留めにしても意味が無い=スピンドル(ナックル)との接合部を外さないと無理じゃんと。
車検時に発覚した10万km走行車両ですし小細工は素直に諦めて新品に交換する事に。
今後のメニューを考えるとアッパーアームの角度からボールジョイントにさらに負担が掛かるのは目に見えているので廉価版ではなく純正品の「AC
Delco」に。
ついでにロワアーム側も購入しました。
遅かれ早かれ交換する予定なので二度手間になりますし。
ブレーキキャリパー外し
ブレーキキャリパー周りの下調べを怠ったせいでまさかの3/8六角レンチ必須には焦りましたが。
その後はアッパーアームとスピンドルとの分離作業になるのですが手持ちのプーラーではビクともしません。
ボールジョイントは再利用しないのでネジ山が潰れる勢いでハンマーで叩いても無理という。
しょうがないので某モータースでフォーク型プーラーを借りて、
なんとか分離できました。
調べたい事
ボールジョイント交換はコントロールアームが車体に付いたまま作業するのが一般的みたいですが調べたい事があったので外しました。
単体になってた方が絶対に作業しやすいですし。
ま、C1500系みたいな足回りの構造だとアッパーアームを安易に外すとキャンバー角やキャスター角が狂いますが今さらですしねw
ドリルで揉んでリベットを抜こうと始めるも単体なのにわざわざそんな面倒臭い事をしなくても・・・と試しに頭をサンダー(ディスクグラインダー)で削り落としてリベット部分や隙間を叩いてみるも簡単に外れないという。
結局ドリルである程度の大きさまで開けて最終的に力技で外しました。
リベット留めとはいえこんなに寸法キツキツにする必要があるのか?とも。
ま、今さらですけど。
新品のボールジョイントを挿して片側は終了。
反対側も同じようにアッパーアーム単体にまで外して、
逆側と同じ作業でボールジョイントを外して、
組み付け。
今までお疲れ様でした。
ノーサス
そうそう、組み付け写真に何かしら違和感を感じた方がもしかしたらいるかもしれませんね。
「コイルスプリングが入ってないじゃん」と。
はい、見間違いでも入れ忘れでもなく敢えて入れませんでした。
ちょっと試してみたい事があったので。
そういう事ですら安易にできない純正足回りをどうにかしたくて今回ボールジョイントを小細工しようと思った次第ですし。
ロワアームの根元を外せばスプリングは外せますが戻す際に車体への挿入が大変だったので。
※参照:コイルスプリング左右入れ替え
ま、だから何?でしょうけど☆彡
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