'94 Chevrolet C1500 EXT 2WD C4AT 350cui

こんな事してみました (其の四拾九)
【 遠隔操作式車高調整装置の考察(その1) 】

遠隔操作式車高調整装置と難しく表記していますが簡単に言えばハイドロやエアー(エアサス)の事なんですけどね。
どちらにも一長一短があるのでドッチにしようかまだ迷っているので曖昧な表現にしてみました。

ハイドロにするにしてもエアーにするにしても組む際にはフレーム着地は必須項目なので現状の足回りでどの程度のものなのか確認しようと。
でもそれをするにはまずは最低限ノーサスにしないと・・・なのでボールジョイント交換時にノーサス状態で組み上げたという訳です。

Fアッパーアームボールジョイント交換


wktkでジャックアップ。
左右で何故かタイヤの出方が違う車両なのでまずは現状のホイール&タイヤだとどうなのかな?と。


案の定というかインナーフェンダー付きだとインナーフェンダーに当たってこれで限界でした。
仮にもっと下がったとしても問題児の右側がフェンダーに当たりそうな気も。
  

  

ま、他にも干渉しそうな箇所があるのでインナーフェンダーを外したら単純にフレーム着地まで下がる状態ではないんですけどね。
今後の参考にはなりました。
たぶん。←


で、話は前後しますが。

ハイドロとエアーではフロントの組み方が当然ですが違います。
C1500のようなウイッシュボーンでの基本的な組み方は、バネ下組みでのハイドロはフロントコイルのアッパー側受けにシリンダーが通る穴を開けて通しますが、

※参照:「
CARLIFE GROW」さんより無断転載←

エアーではショックアブソーバーのアッパー側固定穴を利用して、


ブラケットを固定(位置決め)しエアバッグを取り付けるのが一般的です。

※参照:
エアサス用フロントブラケット@「CUSTOM GARAGE SLAM」さんより無断転載←

なのでアッパーアームを外している間に下からも覗いて考察。
  

んー
写真ではわかりづらいですがコイルスプリングのズレ防止のツメをどうしたらいいものかと。
エアーならブラケットを使うので無加工で組めますがハイドロだとシリンダー抜け防止&補強目的でドーナツ(プレート)が当たる箇所なので邪魔なんですよね。
切るなり炙るなりしてフラットにすればいいんでしょうが下からの作業はスペース的に困難を極めるでしょうし何かしらの理由で元に戻したい時にスプリングが暴れないよう何かしら小細工しないといけなくなりますし。
ちなみに以前乗っていたCAPRICEはアメリカでハイドロを組んでもらっての個人輸入状態だったので元に戻すとか考えなくても大丈夫=ハイドロが純正(公認)車両状態だったんですけどね。
見えない部分のせいかやっつけ作業状態でしたけど。
  
※参照:
PakaのCAPRICEくん解体記録

なので試しにツメをイジらないでも干渉しないようなパイプを購入してみたものの、

これを固定するにはどうしたらいいものだろうか?と。
コイルスプリングのみと同様にテンションが掛かっているとはいえそれなりに動くだろうから何かしら不具合がでそうですし。
たぶん。←

さらにシリンダーがエンジンルーム内に飛び出るからアッパーアームに干渉するだろうし(※アッパーアームの角度がさらにキツくなって内側に来るため)。

ま、ここは切り欠いて補強すればいいんでしょうが。
たぶん。←

そう考えるとブラケットさえあれば加工しやすいエアーの方に軍配が挙がるのですがハイドロの魅力が捨て切れなくてねぇ。
フロント側はまだしもリア側がストロークの絡みで悩みそうですし。
部品も
GLORIAのエアサスを外した際に全て処分しちゃったから一から揃えないとだけどハイドロなら消耗品を買う程度で組めるという金銭的な面もありますし。

さ、どうしましょうね? ←勝手に悩んでろ

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すぺーす